こんにちは、kenです。
FXって先の見えないトンネルのような物で、勝てていない時って本当に苦しいです。
私もいつになったらこの先の見えないトンネルが続くのか、早く抜け出したいと思ったものです。
そこで誰もが気になるのが、FXで勝てるようになるまでの期間や、勝てるようになるためには何をすれば良いのかということでしょう。
なので今回は、FXで勝てるようになるまでにどれくらい期間がかかるのか、そして何をすべきなのか、そのあたりについて書いてみようと思います。
実際FXで勝つというのは難しいことですし、私も非常に長い時間かかってようやく稼げるようになっています。
FXで勝てるようになるまでの期間は人それぞれ
まず。FXで勝てるようになるまでの期間ですが、こればかりは本当に人それぞれと言うしかありません。
というのも、私が知る限りFXで勝てるようになるまでの期間は、皆バラバラだからです。
私の場合はFXというものを始めてから12年ほどかかりました。
途中、チャートは見ててもトレード自体はしなくなった期間も数年あったし、この間真剣に勉強していたかと言われるとそうじゃない時期もありました。
それらを全て入れると12年ほど。
真剣に相場の原理原則から学び、独学ではなく師匠やスクールに通って勝っている人から直接指導を受けるようになってからだと、3年ほどでしょうか。
それくらい勝てるまでかかっています。
私の周りでは、私の尊敬するトレーダーの一人、佐野さんは10年以上負け続けた期間があると、本人から聞いていますし、スクールの講師の方は4〜5年かかったそうです。
私の師匠とも言うべき方も3〜4年ほど勝つまでに時間がかかったとのこと。
他にも沢山のトレーダーさんと知り合いですが、3〜5年は勝てるまでにかかっている方がほとんど。
私のように10年越えもちらほらという感じです。
ネットなんかでは1〜2年で勝てるようになったなんて書き込みを見かけることもありますが、少なくても私の周りにいる本物のトレーダーに、そのような人はいませんね。
最低でも3年以上は苦労しています。
なので、FXで勝てるようになるまでの期間は、才能があったとしても3年はかかると思った方が良いと思います。
私のように絶望的に才能がない人の場合、10年は見なきゃいけません。
皆、最初の頃は割とFXのことなんかよく分からないでトレードしていたでしょうから、真剣に学び始めてからであれば2〜3年位で勝てるようになるのが平均かなと思っておけば良いかもしれませんね。
一部天才的な才能を持っている方は1〜2年で勝てるようになるのかもしれませんが、例外中の例外だと思います。
FXで勝てるようになるためにやるべき3つのこと
勝てるようになるまでの期間が大体わかったと言っても、その間ただトレードしてれば勝てるようになるわけではありません。
正しい方法で、一生懸命勉強して、それでも才能のある人から勝てるようになっていくわけです。
そもそも正しい方法で努力できない場合、私のように10年以上もかかってしまいます。
よく考えれば、正しい努力をしたのは最後の3年ほどで、それ以外は正直あんまり意味のないことばかりしていたように思います。
余計な時間をかけずに最短距離でトレードに勝てるようになるには、何をすべきか明確に知った上で努力をする必要があると思います。
なので、私の場合を例にFXで勝つためにするべき3つのことを説明してみたいと思います。
知識を入れる
まずは知識を入れること。
ただ本を読むだけではいけません。
私もタダひたすら本を読んでいた期間が長かったですが、やはりそれではなかな勝てるようにはならないです。
私がこの知識を入れる段階でやってみたのは、教材の購入やスクールなどへの参加です。
教材やスクールといっても、○○すれば誰でも勝てる!というようなのは絶対NG。
散々直ぐ勝てる、誰でも勝てる、1日100pips!みたいな教材は勝ってきましたが、そんなので勝てた試しがありませんでの絶対に止めた方が良いです。
きちんと相場の原理原則を教えてくれるような教材、スクールで勉強すべきだと思います。
独学&本でも可能かもしれませんが、そもそも独学で良本に出会うのは難しく、よほど才能のある人以外しっかり学ぶ以外にトンネルを抜け出す方法はないと個人的には思っています。
特に勝っているトレーダーさんに手法から相場の見方、考え方までしっかり学ぶことができ、実際のトレードを見せてくれるような、そんな教材やスクールが良いと思います。
直接アドバイスを貰えるというのも重要です。
正直、私の知る限りではそうした教材もスクールも決して多くありません。
私は今まで200万円以上、教材やスクールにお金を使いましたが、本当に役に立ったのはごく一部だと言えます。
でも、良い教材やスクールに出会えば、そこで学んだことを軸に自分のトレードを作っていくことができますし、基礎を学ぶことができればそれを応用して自分のトレード手法を作っていくことができると思います。
とにかく沢山プロトレーダーの手法や考え方に触れることのできる教材がおすすめです。
実際に自分で沢山トレードしトレード日記を付ける
しっかり学んだら、後は自分で実際にトレードしてみることです。
最初は数勝負で良いと思います。
学んだことを元に自分でやってみる。
これが非常に重要で、見ているだけや入ってみるつもりの売買ではあんまり意味がないです。
少額で良いので1,000ロットほどで実際のトレードしてみてください。
そして、その際にトレード日記を付けることです。
トレード日記には売買結果やエントリーポイントはもちろんですが、どうしてそのポイントでエントリーしたのか、その時考えたことや思考をしっかり記録します。
例えばですが、こんな感じで実際のチャートをキャプチャーして、そこに文字を書き込んでどこでエントリーと決済をしたのか分かるようにします。
これは勝てていない頃のトレード日記の一部です。
上位足をみたならその分析も書きますし、これ以外に勝敗の結果、エントリーや決済の理由までしっかり記録します。
ワードなどに作っても良いし、チャートを印刷して手書きしても良いです。
方法は自由ですが、後から見たときになぜそこでエントリーしたのか、なぜそこで決済したのかなどが分かるようにしておく方がベスト。
とにかく重要なのは、ただ結果を書くことではありません。
何をどう考えエントリーや損切り、利確を行ったかというところ。
それさえ書いてあるのなら書き方はどうでも良いと思っています。
私の場合の例として、このトレード日記なんかを参考にして貰えればと思います。
どういう経緯で、考えでトレードに至ったかを書いている物なので、ここまで詳細じゃなくても似たような感じで書くと良いかと思います。
検証を改善を繰り返す
ある程度記録が集まったら、それを検証していきます。
週末などの時間があるときで良いと思います。
理想は1ヶ月分ほどですが、毎日何度かトレードするようなら1週間後との検証でも良いと思いますが、トレードの何が悪かったのか、どこに問題があったのかを検証していくのです。
ここがとにかく重要です。
自分のトレードのどこに問題があるのかを見つけなければいけません。
そもそもトレード自体に何の問題もなく、想定通りになっているのなら勝てるはずなのです。
でも勝てていないということは、どこかに問題がある。
その問題を取り除かなければ勝てるようにはなりません。
どこに問題があるかを見つけ、取り除いていくのがこの段階です。
知識を入れ、実際のトレードして記録を付けて、ある程度集まったら検証して問題点を見つけ改善して行く。
FXにで勝つためにやることというのは、これを繰り返して行くだけなのです。
少なくても私はそれで勝てるようになりましたし、私の周りの人も皆同じような方法で勝てるようになってました。
これが必勝パターンと言っても良いでしょう。
FXで勝つための検証と改善の仕方
では実際にどのように検証と改善を行っていくのかです。
まず必要なのは、トレード記録です。
最低でも10例は集めたいところ。
人によっては1週間程度で集まるでしょうし、トレードスタイルによっては1ヶ月かかることもあると思います。
焦っても仕方がないので自分のスタイルやトレード手法を使って実際にトレードし、その記録を付け、それが集まったら検証します。
重要な見るべきポイントはいくつかあります。
例えば勝率やリスクリワード比率なんかは重要で、絶対に出すようにしてください。
しかし、それ以上に重要なのが、なぜそこでエントリーしたのか、そしてなぜそこで決済したのかです。
この2つがとにかく重要。
勝率やリスクリワード比率というのは、この結果でるものであって、そもそも大前提としてなぜエントリーしたのか、なぜ決済したのかを検証しなければいけないのです。
なので、トレード日記にはエントリーした理由などを書いてくださいと言いました。
エントリーした理由を分析してみる
エントリーの記録がきちんとできたら、次にすべきはエントリーした理由を分析するということ。
なぜそのポイントエントリーしたのか、どういう流れでエントリーしたのか、それを徹底的に分析していくのです。
これで自分のトレードのクセのようなものが掴めるかと思います。
それと同時に、自分のトレードの弱点も気がつけるんじゃないでしょうか。
特に注目すべきは負けトレード。
負けトレードは格好の勉強材料で、なぜ負けてしまったのかエントリーに至る経緯を含め、負けトレードの共通点がないか調べていきます。
私の場合、共通していたのは下落トレンドの時に買って、上昇トレンドの時に売っているということを良くやっていました。
他にも、レンジ入りしている中でエントリーしてしまうので、エントリー後全然動きがなく上下にブレ狩られてしまうパターンが多いとか、エントリーが遅すぎるなんて共通点も見つかったので、そのあたりの改善を試みました。
問題点が見つかれば改善する
問題点が見つかったら行う改善ですが、例えば下落トレンドの時に買って、上昇トレンドの時に売っているということが分かれば、上位足で方向性を確認してそっちにだけエントリーするとか。
執行足でも高値切り下げがおきてたら買わない、安値切り上げなら売らないとかってルールを決めることもできます・
レンジの中でエントリーしてしまう場合は、ラインを引いてそこをブレイクするまで待つとか、ラインまで引き寄せてエントリーするという改善方法があります。
エントリーが遅すぎるという場合は、どうすれば早くエントリーすることができるか考えて、エントリーポイントを早めていきます。
問題が一つ見つかればそこを改善する、改善したらまたデータをとってどこかに問題がないか検証していく。
ひたすらこの繰り返しです。
勝っているトレーダーは地味なことをしている
FXで勝っているトレーダーは、すごい手法を駆使してるとか、天性のひらめきで勝負しているとかって感じがしますし、色々格好良く見えます。
でも、実際勝っているトレーダーだって勝てない時期は存在し、その勝てない時期にやっていることというのはみんな似たようなものなのです。
ひたすら自分のトレードを分析し、検証を改善を繰り返していくというだけ。
そして何かアイディアがあればそれを試し、駄目ならまた改善していく。
これをひたすら繰り返した先にあるのが勝っているトレーダーの今です。
決していわゆる聖杯という誰でも簡単に勝てる手法があるわけでもないし、勉強したことをそのままやれば勝てるようなものでもないです。
どんな勝っている手法だって、実はそのまま真似ただけでは勝てるようにはなりません。
これはイチローのスイングを真似しても、メジャーリーグで活躍できないのと同じ。
見た目は真似できても、スイングに至るまでの選球眼などの過程、実力や経験、そういった部分が全然違うから真似しても同じ結果になるわけがないのです。
勉強だってそうです。
学年1位の人の勉強方法を真似したからといって、成績が同じになるわけではありません。
これはその人の性格や物覚え、応用力、知識や過去の勉強、集中力が全然違うからです。
トレードもこれと全く同じ。
いくらやり方だけ真似ても、それ以外の部分が全然違うので勝てるわけがないのです。
FXで勝つためには、こうしたコツコツと実力を付けていく作業が必要です。
トレード日記を付けるというのはスポーツでいえば筋トレと一緒、勉強で言えば英語の単語を覚えたり、数学で公式を覚えるのと一緒。
検証や改善して行くというのは、試合を何度もこなし自分の問題点をあぶり出したり、弱点を探し改善して行く作業と一緒です。
手法だけ教えてもらえば急に勝てるようになると思っているのなら大間違い。
日頃のこうした鍛練、練習がいつか実を結ぶのがトレードです。
以上、FXで勝てるようになるまでの期間や、勝てるようになるための方法についてでした。
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